【最初のデートのこと。】
 
ダーリンが食事にでも行こうよって言ってくれてから数日。
二人ともちっともシフトが合わない!
で、この日しか無い!って日を選び、ダーリンからお誘いが。
その日は二人とも深夜勤務で、次の日が休み。
 
計画も綿密にダーリンが練ってくれて、待ち合わせの場所から、
タクシー送りの断り方から全部。
 
そんでドキドキしながらその日を迎えた。
そんな日に限ってダーリンと一緒の仕事なんだなこれが。(笑)
その日はずうっと一緒にいられるってことで。
 
仕事終わってから待ち合わせの場所に行き、二人で外に出る。
 
ところが!!!!!!!
こんな夜中に外で誰にも会うはず無いのに、前方からS君(ハンサムな若いデスク。ダーリンの後輩)がスタスタ歩いてくるやないか!?
 
ダーリンもS君も私も、気づかないフリで黙って通り過ぎた後、
ダーリンが振り返って小声で私に一言
ダ「・・・あいつ、なんでこんな時間にこんなとこ歩いてんだ!?」
ちょっと二人でくすくす笑い。
 
ダーリンの予約してくれていた店まで行くと、そこには個室(!)が用意されている。
 
二人で座って、ビールが来るまでなんとなく落ち着かない。
 
でも飲み始めたら、すぐに打ち解けて色んな話をした。
 
でもダーリンは
ダ「オレさ・・・ちゃんと計画練って来たのね。段取りってゆうか」
め「段取りって?」
ダ「今日はこういうふうに話を進めて行こうって。」
め「うん。(笑)」
ダ「でもことごとく、めぇ子ちゃんに先手取られてる(笑)」
め「そお?だって聞きたいこといっぱいあるし」
ダ「いいね。話も合うし。なんか幸せだなあオレ。なんでオレなの?
  オレなんかのどこが良いの?」
め「う〜ん・・・全部・・・(笑)」
ダ「絶対おかしいよ。
  チョコ貰ったときも、まさかめぇ子ちゃんがくれるなんて思ってなくてさ。
  どうせ皆に配ってるんだろうって思ったのよ。
  あのチョコ美味しかったなあ。俺甘いもん苦手なんだけど、
  あのチョコだけはすごく美味しかった。どこで買ったの?」
め「えっと・・・確か近鉄デパート(笑)」
ダ「そっか。それで、たろう君に聞いたら、めぇ子ちゃんがチョコあげたのは
  オレだけだって言うじゃない?それでまた気になってねえ。
  家帰って、取っといたチョコの包み紙やハコ、全部分解してみたけど
  何のメッセージも入って無いし・・・(笑)」
め「(爆笑)」
 
なんて、すごくお茶目な人でした。
 
そこで明け方まで飲んで飲んで
(ダーリン結構お酒強かった!めぇ子と同じものを同じペースで飲んでたもの)
それから二人でご休憩・・・・・・
 
そこで・・・・・↓以下秘密
 
とにかく、幸せはこれから始まるって思った二人なのでした。
 
 
しかしその次の日、携帯を見て、愕然。
Y君のメールと電話の嵐。
みごとなストーカーっぷりを発揮。
 
 
着信消してたから気付かなかったが・・・
 
そして幸せの後には不幸が待っていたのでした。
 
 
つづく
 
 

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